【メリナイト巨砲主義学派】
(アルフレイム大陸・ドーデン地方)- 入門条件
- 50_名誉点
メリナイト巨砲主義学派はアルフレイム大陸・ドーデン地方を中心に活動しているマギテック協会の派閥です。
火薬と金属を混ぜて空に打ち上げ、その轟音と色を楽しむ「花火」とそれを専門とする「花火師」の集団が保有していた技術をどうにか武器に転用できないかと考えた魔動機師、メリナイトが立ち上げた流派であるとされています。
「メリナイト巨砲主義学派」は広域殲滅能力や火力を重視しており、通常魔法行使の媒体として使用されるマギスフィアおよび、【グレネード】を弾丸として撃ちだすことでそれらを高めています。
これらの技術や、グレネード単体で使われるものを砲塔から無理やり撃ちだすという危険極まりない行為はマギテック協会からは異端とされ【メリナイト巨砲主義学派】は「技術力だけは一流の変態集団」と烙印を押されることとなります。もっとも、彼らは特に気にしておらず今日も火力と砲塔の巨大化に勤しんでいます。
流派装備
手数や利便性を追求した現代の銃ではなく、とにかく威力を重視している専用の銃を2つ製造しています。
それらにこだわるあまり重量がかさみ、銃器の扱いに慣れているものでなければ使用できませんが【メリナイト巨砲主義】の職人たちは「これ以上は威力が落ちる」と結論付け、軽量化を諦めました。
名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
---|---|---|---|---|
メリナイト・ファイヤーワークス | 12 | 〈ガン〉S | 36,000 +50名誉点 | 【グレネード(小~大)】を弾として撃ち出す砲 |
メリナイト・ウィスパース | 13 | 〈ガン〉A | 25,200 +50名誉点 | 【グレネード(小)】を弾として撃ちだす銃 |
マギスフィアストレージ(Ⅰ/Ⅱ) | 10 | 装飾品:背中 | 5,000 +20名誉点/12,000+50名誉点 | マギスフィアを収納し、行使に使用できる。 |
秘伝魔法
【メリナイト巨砲主義学派】の流派秘伝魔法で作成された弾はメリナイト・ファイヤーワークスまたはメリナイト・ウィスパースでしか使用できません。これは本来グレネード単体で使われるものを砲塔から無理やり撃ちだすという危険極まりない行為に耐えきれる「ガン」が存在しないためです。火砕のマギスフィア(ブルライト博物誌p.36)を使用した場合、【グレネード】と同様にc値が「-1」されます。
- 6
- ≫【グレネード・
ラウンチ(マギスフィア小/中/大)】
- 必要名誉点
- 20
- 消費
- MP7/12/17点
- 対象
- 弾丸(マギスフィア)
- 射程/
形状 - 術者/
-
- 時間
- 10秒(1ラウンド)
- 抵抗
- なし
- 属性
- 炎
- 概要
- 【マギスフィア】のサイズに対応する威力の弾丸を作る。
- 効果
マギスフィアを「対象:1エリア(半径3m)/5」の対象に「威力30+魔力」点の炎属性魔法ダメージを与える弾丸にします。この魔法そのものはマギスフィアの破壊を招きませんが、弾として撃ちだされたマギスフィアは完全に破壊され、再利用ができません。
術者は、【ショットガン・バレット】等と異なり自身を含む乱戦エリアを射撃の効果範囲に含めた場合、自身を対象から除外できません。一方で、【魔法制御】を習得している場合には例外的にこの弾丸での射撃時にそれを宣言できます。それにより(自身を含めた)効果範囲内にある任意のキャラクターを対象から除外することができます。
この魔法は【マギスフィア(小)】でも行使できますが、マギスフィア(中-大)を行使に使用する場合はMP消費量増大と引き換えに効果範囲と威力が上昇します。消費するマギスフィア 消費MP 対象 与えるダメージ 小 MP7点 1エリア(半径3m)/5 k30+魔力 中 MP12点 1エリア(半径3m)/7 k50+魔力 大 MP17点 1エリア(半径5m)/20 k70+魔力
- 8
- ≫【エレメンタルシフト(マギスフィア中)】
- 必要名誉点
- 20
- 消費
- MP2点
- 対象
- 弾丸1つ(マギスフィア)
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 10秒(1ラウンド)
- 抵抗
- なし
- 属性
- なし
- 概要
- 【グレネード・ラウンチ】の属性を変更する
- 効果
術者は、この魔法の行使時に「水・氷」「土」「風」「雷」のいずれかの属性を宣言します。術者が【グレネード・ラウンチ】の装填された武器で射撃攻撃を行う時、与えるダメージを宣言した属性のものに変更します。
この魔法は【グレネード・ラウンチ】の射撃攻撃以外に効果を及ぼすことはありません。