【ティルダンカル古代光魔党】
(テラスティア大陸ザルツ地方)- 入門条件
- _50名誉点、ソーサラー技能、コンジャラー技能
【ティルダンカル古代光魔党】は、テラスティア大陸のザルツ地方西部にあるフェンディル王国に本拠を置く、魔法研究の一派である。創始者にして初代総帥は、自らを天才と称してはばからないタビットのティルダンカルである。結党して30年ほどとまだ歴史は浅く、ティルダンカルも総帥の座こそ退いたが存命である。ティルダンカルは、前記フェンディル王国、つまり、古代魔法文明時代の技を再発見し、構築し直したと主張している。
フェイダン地方に伝わる【ルシェロイネ魔導術】との類似性をよく指摘されるが、これに対しティルダンカルは、「共に古代魔法文明の技術の再発見であり、ルーツを同じくするのではないか」と答えている。あるいは、収斂進化の可能性を仄めかすこともある。できれば現地まで足を運んで確かめたいとは言っているらしいが、タビットにして55歳という老齢の魔術師は、既に床から起き上がることすら難しく、果たせぬ願いに終わりそうである。
この流派に入門するには、50名誉点の他に、ソーサラー技能とコンジャラー技能を共に少なくとも1レベルずつ習得している必要がある。
流派装備
【ティルダンカル古代光魔党】は、〈光魔の印〉と呼ばれる特別な装飾品を使用する。これを装備していなければ、この流派の秘伝は使用できない。
〈光魔の印〉は、真語魔法、操霊魔法、深智魔法を行使する際の〈魔法の発動体〉を兼ねている。他の系統の魔法を行使するときは、そのための媒体(〈聖印〉や〈妖精使いの宝石〉など)は別個用意しなければならない。
名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
---|---|---|---|---|
〈光魔の印〉 | 10/13 | 装飾品:手 | 500G +20名誉点 | 【ティルダンカル古代光魔党】の秘伝を使用可能にする。 |
秘伝
《ティルダンカル光魔再起》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 《魔法拡大/確実化》変化型
- 前提
- なし
- 限定条件
- 〈光魔の印〉
- 使用
- -
- 適用
- 1回の魔法行使判定
- リスク
- -
- 概要
- 行使判定の自動失敗時に、出目を「3」に変更する。消費MP+2。
- 効果
この秘伝の使用を宣言した場合、魔法の消費MPを+2する。秘伝使用者が魔法を行使し自動失敗した場合、その出目を「3」に変更し、自動失敗を回避する。
この秘伝は、《魔法拡大/確実化》以外の《魔法拡大/**》の戦闘特技や、それらを基礎特技とする変化型秘伝と同時に宣言することが可能。
《ティルダンカル光魔稠密》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 《魔法拡大/範囲》変化型
- 前提
- なし
- 限定条件
- 〈光魔の印〉
- 使用
- -
- 適用
- 1回の魔法行使判定
- リスク
- -
- 概要
- 最大対象数を+1/2MP
- 効果
この秘伝は、「対象:半径○○/△」の魔法を行使するときに宣言することが可能である。これを宣言した場合、消費MPを+2するごとに「半径○○」の部分を変化させず、「[準]」に示された最大対象数を+1できる。上限はない。
この秘伝は、《魔法拡大/範囲》以外の《魔法拡大/**》の戦闘特技や、それらを基礎特技とする変化型秘伝と同時に宣言することが可能。
《ティルダンカル光魔二条》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 《魔法収束》変化型
- 前提
- 《魔法拡大/数》
- 限定条件
- 〈光魔の印〉
- 使用
- -
- 適用
- 1回の魔法行使
- リスク
- -
- 概要
- 対象を2体まで任意に選んで行使し、魔力を+1。
- 効果
この秘伝の使用を宣言すれば、「対象:半径○○/△」である魔法を、任意の2体までのキャラクターを対象として行使することができる。この時、同時にその時の魔力を+1することができる。
対象は、本来の魔法の効果範囲にいるものから選ばなければならない。