種族概要

オーシャンボーンは、大洋そのものが生み出した種族であり、かつて大洋を支配していた力を失った神　“溟渤主メイルーン”の寵児とされています。その存在には海そのものの魔力が宿っており白い髪や優れた体格が特徴的です。
一部のオーシャンボーンは、ヒレや尾、透明感のある肌といった海洋生物の特徴を持つ一方で、人間と見分けがつかない者も存在します。これは種族としての特徴にも表れており、オーシャンボーンの性質は各々の個性が強く現れます。

彼らは帰属意識と忠誠心が非常に強いものの、この性質は彼らが「深海帝国」と呼ばれるアンデッド国家によって生み出されたことに由来します。種族としての彼らは、大洋の恩寵を宿しながらも、深海の神秘と暗闇を背負っているのです。
オーシャンボーンの起源は、大洋そのものが具現化したとされる「溟渤主 メイルーン」にまで遡ります。メイルーンはかつて、大洋を支配する強大な存在でしたが、何らかの理由でその力を失い、深海へと隠棲しました。この神がその最後の力を振り絞って生み出したのがオーシャンボーンです。

しかし、オーシャンボーンが誕生した背景にはもう一つの側面があります。それは「深海帝国」というアンデッド国家の存在です。深海帝国は現在テラスティア大陸ディルフラム南部に存在している、正体不明のアンデッドが指揮する国家です。彼らは大洋の神秘を利用して独自の力を拡張するため、魔法文明時代初期にメイルーンの遺産を利用してオーシャンボーンという種族を創り出しました。このため、彼らの忠誠心や帰属意識はこの帝国に根ざしていると言われています。

時が経つにつれ、多くのオーシャンボーンは深海帝国の支配から離れ、陸上の世界へと進出するようになりました。一部の者は自由を求め、冒険者として各地を巡る一方で、他の者は未だに深海帝国の意思に従い、その影響力を広げるために活動しています。

種別

人族

性別

両方存在します

選択不可技能

なし

初期穢れ

0

初期習得言語

交易共通語(会話・読文)、海獣語(会話)

種族特徴

水中適正

水中の行動の制限やペナルティ修正を受けません。また、水中でも呼吸できます。

深海の呪い

「アビスボーン」と同様です。
キャラクター作成時に「アビスカース」を3回振って決め、その中の一つを採用しなければいけません。アビスカース表に指定されている「効果を受けるタイミング」について全ての効果は「常時」として扱います。
キャラクター作成時に獲得した「アビスカース」は変更できませんが、「アビスシャード」を3つ消費することで「アビスカース」表を1回振り、指定された内容に変更するか、元のままにするかを選ぶことができます。(決定に関わらずアビスシャードは消費されます)

深海の生命

キャラクター作成時に[深海の生命力][深海の激毒][深海の機動力][深海の精神力]の中からひとつを選びます。

種族特徴強化

6レベル

キャラクター作成時に取得した能力がそれぞれ強化されます。

深海の生命力

1Rに1度、補助動作でこの能力の使用を宣言できるようになります。

深海の劇毒

与えるダメージが「k50@10」になり、1Rに1度の制限がなくなります。

深海の機動力

1日に1回だけ、回避力判定を行った時にそのサイコロの目を確認した後、その達成値を「+1」することができるようになります。

深海の精神力

精神抵抗力が「+1」されます。

11レベル

キャラクター作成時に取得した能力がそれぞれ強化されます。

深海の生命力

回復量が「冒険者lv+生命力b」になります。

深海の劇毒

「深海の激毒」の効果が抵抗:必中になります。

深海の機動力

6Lvで得た能力がさらに強化されます。1日に2回だけ、回避力判定を行った時にそのサイコロの目を確認した後、その達成値を「+2」することができるようになります。

深海の精神力

「抵抗:半減」の魔法の行使判定のボーナス修正が「+2」に、精神抵抗力のボーナス修正が「+2」になります。

生まれと能力値