【等罪等罰の応報教団】
(テラスティア大陸・ディルフラム地方)- 入門条件
- 350名誉点
【等罪等罰の応報教団】は、デイルフラムに暗躍する組織です。
「教団」を名乗っていますが、宿仰の対象としていただく神は持っていません。強いて言えば、そのメンバーは砕けた第三の剣カルディアを直接に信仰していると答えます。
彼らは、神話の時代における神々の戦いを唾棄すべき感行であり、その結果、カルディアが砕けたことを取り返しのつかない損失であると考えています。そして、人族と蛮族はともに世界を汚染する忌むべき存在であるとみなします。
その思想は幻獣ヨーウィ(→『CG』105頁)に通じるものがあり、歴史を遡れば、これの薫陶を受けたものが開祖ではないかと言われています。
いずれにせよ、現在、【等罪等罰の応報教団】として生き延びてきた彼らは、人族と蛮族はともに天罰を与えられるべきと考えています。そして、その思想を体現すべく、人族や蛮族に有効な戦いの技を研鑽しています。
この反社会的な組織は、その存在を認知されながら、粛清などされることなくディルフラムに存在し続けています。
それは、彼らの伝える技が、デイルフラムで生きていくために有用であるとみなされているためです。中心的な狂倉者たちはその理想に向かって生きていますが、これに入門する者たちの大半は、その技術だけを目当てに、表面的な忠誠を誓っているに過ぎません。特に蛮族の中に、人族の反抗を押さえると同時に、ライバルとなるものを叩くことができると考える者が多数います。
流派装備
秘伝
《ブレイクザスパイン》
- 必要名誉点
- 40
- タイプ
- 《必殺攻撃》変化型
- 前提
- 限定条件
- 対象:人族・蛮族
- 使用
- 必殺攻撃に準ずる
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 回避力判定-2
- 概要
- 大ダメージを与えたときに、人族が蛮族を一撃で倒す可能性がある
- 効果
この秘伝の効果は、「分類:人族」「分類:蛮族」のキャラクターに対してしか適用されません。
急所と見極めた場所への攻撃を行います。
この秘伝を宣言し、近接攻撃を命中させ、攻撃対象(部位)の残りHPの半分(端数切り上げ)以上の適用ダメージを一撃で与えた場合、それを倒してしまう可能性があります。
攻撃を受けた対象は、生命抵抗力判定を行います。目標値は、「その攻撃が命中した時の命中力判定の達成値一2」です。命中力判定が自動成功の場合には、この判定も自動成功でなければ成功しません。失敗したら、対象(部位)は即座にHPが0となってしまいます。
秘伝使用者は、次の自身の手番開始時まで回避力判定に一2のペナルティ修正を負います。また、必殺攻撃の効果である出目の上昇効果はありません。- 上位秘伝/必殺攻撃Ⅱ
- 回避力のペナルティ修正が「-1」になります
- 上位秘伝/必殺攻撃Ⅲ
- 【必殺攻撃】と同様の出目修正効果が発生し、対象のクリティカル無効効果を無視できます。また、回避力のペナルティ修正が「0」になります。
《シュートザスポット》
- 必要名誉点
- 60
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- なし
- 限定条件
- なし
- 使用
- -
- 適用
- 10秒(1ラウンド)持続
- リスク
- なし
- 概要
- 人族・蛮族に大して射撃のダメージ+2
- 効果
この秘伝を宣言するときには、秘伝使用者は対象となるキャラクター(部位)1体を指定します。それが「分類:人族」か「分類:蛮族」であるときのみ、効果が発生します。
かつ、それは、秘伝使用者が対象1体に対して射撃攻撃を行ったり、「形状:射撃」で「対象:1体」の効果を発生させたりしたときのみに限られます。以上の条件を満たすとき、対象へ与える物理ダメージ、魔法ダメージが「+2」点されます。
<バトルマスターンやくルーンマスター)の習得者が、この秘伝と同時にく魔法拡大/数)を宜言して魔法を行使した場合でも、この秘伝の対象として指定できるキャラクターは1体のみです。
《リスクジエッジ》
- 必要名誉点
- 60
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- なし
- 限定条件
- なし
- 使用
- -
- 適用
- 1回の武器攻撃
- リスク
- 生命・精神抵抗力判定-2
- 概要
- 人族・蛮族に対して穢れに応じたダメージを追加
- 効果
伝使用者が発生させるあらゆる物理ダメージ、魔法ダメージに、ダメージを受ける対象となったキャラクターごと、それぞれの「"穢れー2(穢れが3点以上の場合)」または「2-"穢れ(穢れが1点以下の場合)」点が追加されます。この効果は、「分類:人族」または「分類:蛮族」である対象に対してのみ適用されます。
同時に、次の自身の手番開始時まで、秘伝使用者は生命・精神抵抗力判定に、一2のペナルティ修正を受けます。